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荒木陽子・荒木経惟/東京日和 評価:★★★☆☆ 出版社:ポプラ社(ポプラ文庫)
荒木の妻に対する至上の愛は、尊敬に値するものだと思う。むしろ、こっちが恥ずかしくなるくらい、夫婦は夫婦以上の関係としてある。荒木は喪失感を写真に込めたわけではない。死んだ妻との濃密なまでの対話を、写真を通して試みる。その純粋な感情がひしひしと伝わって胸が痛くなってくる。